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【2024/05/20 10:22 】 |
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四十七の一 楠(くすのき) 【郷戸】
47.jpg 福島交通の竜生行きのバスで郷戸の八幡前停留所で下車すると若宮八幡神社の参道入口となっている。

入口から神社を眺めると、境内はひっそりと静まり返っていた。

おもむろに境内を歩むと、古樹(神木)がうっ蒼と茂って、日中でも薄暗くなっている。

小さなため息をつくと小小鳥たちのピーピーという鳴声が聞こえて、神社の威厳も和らげてあたりの散歩ができる。

 神社の右側には、神木樅の木があたかも天を覆うように樹高約32メートルにも伸び正に神々しい。

この樅の木は、昭和58年2月に県の緑の文化第226号に指定、登録された貴重な木である。

 樟(くすのき)は、樅の木の東部(神官宅の裏手)にそびえて、目通2㍍40㌢、樹高約20㍍、今も意気揚々として成長をつづけている。

 伝えによるとは、樟は暖かい地方に多く植樹されているといわれ、我が村は雪国に等しい位に寒く、この地域に植樹されていることは珍しく思います。

樟は、暖かい土地で「ショウノウ」を採取し、大切な衣類を害虫から守る原点「しょうのう」の樹として知られる。

何百年もの長い歳月を経て風雪にも耐えてきた樹は、貫禄十分昔の人が、後世のために植樹されたものと感じ古人たちの優しい気持ちがしのばれる。

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【2009/11/25 11:26 】 | 牧本| comment(0)| trackback()
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