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四十四 ナンマツの松 【湯本・上長沼沢】
44.jpg 俗称ナンマツの松は、湯本保育所西側、国道118号沿いの落葉樹の中に凛々とそびえている。

降り積もった雪の白さのためか、松葉は一層美しく、樹冠は路上まで覆って色鮮やかである。

 このナンマツ(ナンは難所?マツは末端?)の松は二代目の松といわれ、目通り0.8㍍、樹高約20㍍、推定樹齢120年といわれ、針葉樹の少ない湯本地区では珍木である。

 この松には次のような昔話がある。その昔、この松の近くに大蛇が住み、たびたび姿を現し地元民に恐れられていた。

 明治の初めに落雷があり、七日七夜燃え続け、4㌔㍍先にまで悪臭が漂い、不思議に思った村人が鎮火後現場に行ってみると、灰の中からマグロの骨のような太い骨があった。

それは大蛇の骨で、神様が落雷させ、退治してくれたのだと村人たちは喜んだという。

 この二代目の松は後世に残したい、いわれのある松だと、近くに住む小山さんは話してくれた。
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【2009/06/26 13:32 】 | 湯本| comment(0)| trackback()
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