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【2024/05/20 08:40 】 |
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六 薬師堂の銀杏の木 【太多郎】
6.jpg 薬師堂の銀杏の木は太多郎集落の東部県道に、通称安藤坂から北側に入り約100㍍の所に位置している。昔白子集落に疫病が発生し、たちまちに蔓延し全滅の状態で危うくのところ、弘法大師が通りかかり邪気を払い、苦しむ住民の難を救ってくれたと云う。

 後日その恩に報いるため、白子集落の東西入口には大像を祀り、遍照金剛を享和元年(1801年)に建て、その脇には歯の痛む人を治すイボとり地蔵様、子授け安産の神子安様が祀られ、信心するとお産が軽くなるという、尊い伝説が残る碑が建っている。

 薬師堂内には瑠璃光如来『寛永15年(1638年)の年号』と子安観音様が安置され、信仰すると願いが叶い母子共に健康で、子無くば授けてくれるという、うれしい言い伝えがある。

 お堂前には、巨木銀杏の木がうっ蒼と茂り枝は四方に延び、昼でもお堂は薄暗く木は主らしく威厳を保ち堂々とそびえている。

 樹齢約300年、目通り3.65㍍、樹高約23㍍で横枝から乳房のように垂れている。秋には黄金色に染まり、夕焼けに一層色鮮明な実をギッシリと枝に付ける。
 
 銀杏は栄養があって母子共に健康を保つと、二人の矢部さんは銀杏と薬師様信仰の話を元気良くしてくれた。
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【2008/12/03 09:18 】 | 広戸| comment(0)| trackback()
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