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七 吉祥院のしだれ桜 【中屋敷】
7-1.jpg 白子地区中央、福島交通の須賀川~竜生線バスの中白子バス停前から北側に続く石畳を歩くていくと、前方にしだれ桜の優美な姿があらわれる。

 吉祥院は白子地区の菩提寺として永禄2年(1559年)真言宗富相山長福寺として建立された歴史のある寺である。

 このしだれ桜は、戦国時代にこの地域を治めていた、須賀川城主二階堂氏の家臣、矢田野伊豆守から当時の住職良堯が祈念樹としてもらい受け、現在の場所に手植えしたと伝えられている。

 その後、長い年月を経て、戦後は、地元の老人会の皆さんの温かな桜への7-2.jpg思いやりで管理されてきた。樹齢推定440年、樹高約15㍍、目通り3.55㍍もあり、淡いピンク色の花が咲いている太い枝が四方にかさ状に垂れている様は「美しい!」の一言。

 昭和58年2月、県緑の文化財第217号に登録されている。

 昔から付近の人々は、この桜の花の咲く具合を見て、農作物の種子を蒔く目安にしていたので別名『種蒔き桜』と呼んでいた。
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【2008/12/03 10:04 】 | 広戸| comment(0)| trackback()
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