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【2024/05/20 08:12 】 |
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四十二 馬頭観音様の大杉 【湯本】
2b55d723.jpeg 湯本の観音様の大杉は、湯本温泉の宿場から歩いて約5分、満願寺境内の所が、参道入口となっている。

石の階段を登ると右側にうっ蒼と繁り、そびえて天を仰ぎみて、近郷近在ではまれれにみる程の巨木です。

数百年の歳月を雨風雪に耐えながら、お堂を守り集落の住民を守ってくれている。

 この観音様は嵯峨天皇(809年~833年)の御代、弘法大師が布教のためこの地を巡錫しその折り、大槻集落の斧切り沢山の中から霊木(槻木)を見つけて、三体の観音様を刻み、湯本には馬頭観世音菩薩、竜生には聖観世音菩薩、会津下郷町の小野観世音菩薩像を造ったと伝えられている。
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 お堂には礼拝をなすと心も冷静となり、お堂内から静かに流れ聞こえてくる「和讃」は正に感慨無量である。

 先祖から代々傳(つた)わり巨木は神々しく、最近は都会からも参詣に訪れる若い人達も、これはと言っての驚喜の姿も見られ天を仰いでいた。

 近所に住む佐藤さんは天然記念物の枯れ防止のため道徳を重んじ掃除を行っていた。

 大杉は目通り4.06六㍍、樹高約34㍍で、辺りの杉を見下ろし守っているようである。

昭和58年2月には県緑の文化財として、第224号に登録され、貴重な文化財である。

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【2009/05/28 10:17 】 | 湯本| comment(0)| trackback()
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