樹との出逢い
『わがふるさと天栄村での樹との出逢い』より
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四十三 温泉八幡神社の大杉 【湯本】
(06/12)
四十二 馬頭観音様の大杉 【湯本】
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『「わがふるさと、天栄村での樹との出逢い」をまとめるによせて』より
(11/30)
一 神聖な「くり」の木 【沖内】
(11/30)
二 高林の榧(かや) 【高林】
(12/01)
三 永源寺の樫の木 【飯豊】
(12/01)
四 珍木サイカチ 【飯豊】
(12/02)
五 同期の桜 【太多郎】
(12/02)
六 薬師堂の銀杏の木 【太多郎】
(12/03)
七 吉祥院のしだれ桜 【中屋敷】
(12/03)
八 板宮神社の檜(ひのき) 【白子】
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[10/07 sato]
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【2026/03/31 05:47 】
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二十九 江戸の名残り漂う街並み 【児渡】
旧白河街道を安養寺から旧牧之内宿(現在の児渡)へ向かって曲がりくねった道を下っていきます。
明神山のふもとの道の傍らに何ヶ所か清水が「コンコン」と湧いています。そのうちの一つに殿様清水があります。参勤交代の際、家来たちは飲んでも殿様には「もう少しで本陣です」と答え、水を飲ませなかったという逸話があります。
宿場の道路の中央には川が流れ(大正末期に埋められてしまいましたが)、道路沿いには昔ながらの屋号を持つ老舗が軒を連ねています。
本陣の前には道路元標と二十三夜塔がひそかにたたずんでいます。その前には、角屋、佐野屋、その隣に種馬所が寛永4年(1627年)丹羽長重が城主になったとき、馬の生産に力を入れて児渡宿場に開設したといい伝えられています。
毎年秋の彼岸にはお競市が行われ、宿場は一層活気づき江戸屋、ひの屋、三枡屋、吉田屋などの上級旅籠屋は満員のお客様だったといいます。
わき本陣の裏手には池畔庭園を作り、池にはすいれんとはすの花が7・8月ごろから晩秋まで水面に浮かび咲きます。
昔は、大名たちの道中疲れを癒し、手厚いもてなしをした所です。
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【2008/12/17 09:29 】
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牧本
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二十八 巨木サイカチ 【上松本】
農協牧本支所(現在は廃止されている)から国道294号を西へ約200㍍行くと、右側に周囲を圧倒するようにサイカチの木がそびえている。
この木は、北畠家の所有で推定樹齢300年とは思えない若々しさをみせている。
大正時代のはじめ、落雷の被害を受け幹に大きな空洞がみられ、樹勢は一時停滞したようであるが、再びよみがえり現在もなお成長を続けている。
樹高約15㍍、目通り3.7㍍、県緑の文化財第215号に登録され、貴重な木である。
サイカチは昔から洗濯の際洗剤代わりに使われ、特に祝い事の時などに使う漆塗りのお膳やお椀などを洗うのに重宝し、油汚れもすぐ落ち、手の感触も柔らかで婦人たちの心を和やかにさせてくれたと、近くに住む森さんは昔を偲んでいた
。
【2008/12/17 09:24 】
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牧本
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二十七 鹿島神社の大杉 【上松本】
福島交通、竜生行バスで上松本停留所下車、徒歩約7分。霊峰妙見山の麓(ふもと)の日向集落の西側に位置する古川家と青池家の間に、天を突くかのようにそびえ立つ大杉と出会う。
近くにある鹿島神社はこの大杉から南斜面の坂道を登るが、先人たちが参道沿いに植えた杉並木の名残という。
大杉はうっ蒼と茂り臥龍(がりょう)のように枝を伸ばし、神木として威厳を保ちその姿は正に神々(こうごう)しく、先人たちの尊い心が込み上げる。
また、この木にはムササビ(バンドリともいう)が生息し真夜中には奇妙な声で「チーチー」と鳴き、辺りの静けさと相まって幽玄ささえ感じさせる。この巨木は、推定樹齢600年、目通り、5.9㍍、樹高27㍍あり、貴重な木の一つである。
鹿島神社は昔、常陸国(今の茨城県)多珂郡一の宮、鹿島神宮の御分霊で、旧上松本村の鎮守として崇められてきた。
幾百年の歳月を、生き抜いてきた樹木の強さには、頭が下がると近所の婦人たちは話していた。
【2008/12/17 09:20 】
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牧本
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二十六 防風林の欅(けやき) 【上松本・荒井】
荒井地区の防風林は福島交通の須賀川から竜生行バスで荒井前バス停下車そこから北へ歩いて約5分、地区の西側道沿いにある。
大きく樹冠を広げ、うっ蒼と茂り辺りを覆っているこの欅を含む林は、昔から風雪に耐える防風林として、周囲の家々を見守ってきた。
欅は推定樹齢340年、目通り4.45㍍、樹高約25㍍で地面から2.7㍍のところから幹が二つに分かれている姿は「山の神が宿る」ご神木さえ思わせる。
この防風林は昔の家は草葺き屋根が多いため初冬から立春の頃まで吹く強風により、屋根に相当な損害があったため、当時の地区の人たちが植えたものと伝えられている。
また、のどかな春に欅の芽が一斉に生揃った年には遅霜が降りないといわれ、農作物の管理の手助けにもなる木である。
この地区の人たちは先人たちの努力による防風林に助けられ、仲睦まじく暮らしてきた。近所に住む二人の添田さんは「この大木を大事に保護し後世に残したいものです」と、この名木を見上げていた。
※現在、残念ながらこの木は切り倒されたため、その姿を見ることはできない。
【2008/12/16 10:40 】
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牧本
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二十五 長寿の傘松 【戸之内】
長寿の傘松は福島交通須賀川~八十内線戸之内バス停留所から西へ、徒歩で約3分(国道294号)道路沿いに植樹されている。
昔、古い道路は傘松の北側を通り白河~会津街道の主要な道路として栄え、道路の北側には茶屋、木賃宿が明治の終わりごろまで開業し、茶屋の裏山には観音山と呼び、道路に沿って碑が立ち並んでいる。
横行する旅人たちは山から湧き出る清水で「ノド」を潤し、古松を眺めながら旅の疲れを癒し、だれ言うとなく長寿松と呼ぶようになった。
里の若妻たちは、松のそばに立つ碑を囲み毎年春・秋十九夜講を開き、昔ながら「グシ餅」を全戸に配り、信仰を続けている。石碑は高台より旅ゆく人の安全を今なお見守っている。
陰暦お正月ごろには、白い雪が傘松を覆って松の緑も、なお一層美しくなる。
長寿松の推定樹齢は300年と思われ、木は根本から曲がり目通り2.4㍍、樹高5.6㍍と低いが樹冠は大きく東西へ11㍍南北には15㍍も伸び枝は支柱に支えられている。
【2008/12/16 10:34 】
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牧本
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