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【2026/02/05 19:31 】 |
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二十七 鹿島神社の大杉 【上松本】
27.jpg 福島交通、竜生行バスで上松本停留所下車、徒歩約7分。霊峰妙見山の麓(ふもと)の日向集落の西側に位置する古川家と青池家の間に、天を突くかのようにそびえ立つ大杉と出会う。

近くにある鹿島神社はこの大杉から南斜面の坂道を登るが、先人たちが参道沿いに植えた杉並木の名残という。

 大杉はうっ蒼と茂り臥龍(がりょう)のように枝を伸ばし、神木として威厳を保ちその姿は正に神々(こうごう)しく、先人たちの尊い心が込み上げる。

また、この木にはムササビ(バンドリともいう)が生息し真夜中には奇妙な声で「チーチー」と鳴き、辺りの静けさと相まって幽玄ささえ感じさせる。この巨木は、推定樹齢600年、目通り、5.9㍍、樹高27㍍あり、貴重な木の一つである。

 鹿島神社は昔、常陸国(今の茨城県)多珂郡一の宮、鹿島神宮の御分霊で、旧上松本村の鎮守として崇められてきた。

 幾百年の歳月を、生き抜いてきた樹木の強さには、頭が下がると近所の婦人たちは話していた。
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【2008/12/17 09:20 】 | 牧本| comment(0)| trackback()
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二十六 防風林の欅(けやき) 【上松本・荒井】
26-2.jpg 荒井地区の防風林は福島交通の須賀川から竜生行バスで荒井前バス停下車そこから北へ歩いて約5分、地区の西側道沿いにある。

 大きく樹冠を広げ、うっ蒼と茂り辺りを覆っているこの欅を含む林は、昔から風雪に耐える防風林として、周囲の家々を見守ってきた。
 
 欅は推定樹齢340年、目通り4.45㍍、樹高約25㍍で地面から2.7㍍のところから幹が二つに分かれている姿は「山の神が宿る」ご神木さえ思わせる。

この防風林は昔の家は草葺き屋根が多いため初冬から立春の頃まで吹く強風により、屋根に相当な損害があったため、当時の地区の人たちが植えたものと伝えられている。
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 また、のどかな春に欅の芽が一斉に生揃った年には遅霜が降りないといわれ、農作物の管理の手助けにもなる木である。

 この地区の人たちは先人たちの努力による防風林に助けられ、仲睦まじく暮らしてきた。近所に住む二人の添田さんは「この大木を大事に保護し後世に残したいものです」と、この名木を見上げていた。

※現在、残念ながらこの木は切り倒されたため、その姿を見ることはできない。

【2008/12/16 10:40 】 | 牧本| comment(0)| trackback()
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二十五 長寿の傘松 【戸之内】
25.jpg 長寿の傘松は福島交通須賀川~八十内線戸之内バス停留所から西へ、徒歩で約3分(国道294号)道路沿いに植樹されている。

 昔、古い道路は傘松の北側を通り白河~会津街道の主要な道路として栄え、道路の北側には茶屋、木賃宿が明治の終わりごろまで開業し、茶屋の裏山には観音山と呼び、道路に沿って碑が立ち並んでいる。

 横行する旅人たちは山から湧き出る清水で「ノド」を潤し、古松を眺めながら旅の疲れを癒し、だれ言うとなく長寿松と呼ぶようになった。

 里の若妻たちは、松のそばに立つ碑を囲み毎年春・秋十九夜講を開き、昔ながら「グシ餅」を全戸に配り、信仰を続けている。石碑は高台より旅ゆく人の安全を今なお見守っている。
 
 陰暦お正月ごろには、白い雪が傘松を覆って松の緑も、なお一層美しくなる。

 長寿松の推定樹齢は300年と思われ、木は根本から曲がり目通り2.4㍍、樹高5.6㍍と低いが樹冠は大きく東西へ11㍍南北には15㍍も伸び枝は支柱に支えられている。
【2008/12/16 10:34 】 | 牧本| comment(0)| trackback()
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二十四 再発見、お葉付き銀杏 【権太夫内】
24.jpg お葉付き銀杏は全国的に珍木といわれているが、わが村にもお葉付き銀杏があり、その一つは、武隈神社の銀杏で全国の銀杏の木の中では14位と、日本植物学会の天然記念物確認調査で明らかにされた。

 さて、もう一つのお葉付き銀杏のある権太夫内は、大字下松本地内で畑中集落の西側の集落である。その更に西側のこんもりした森の中に、杉と竹林にはさまれるようにそびえているお葉付き銀杏。

 秋には葉が黄金色に染まり、葉の先端に実をつける。推定樹齢100年、目通り2.45㍍、樹高25㍍である。近くには三島権現神社が神々しく祀られており、旧の8月8日に行われた祭りには花火が打ち上げられ、実りの秋を前に地区のみんなが祝い酒を飲み交わし合ったという。

 「このお葉付き銀杏は緑の文化財として保護し、後世に残したい」と近くに住む森さんと堀川さんは話していた。
【2008/12/16 10:20 】 | 牧本| comment(0)| trackback()
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二十三 お葉付イチョウ 【西小屋】
23.jpg お葉付イチョウの木は、国道294号、大里の信号機より西に約80㍍行くと武隈神社がある。その参道の右側にあって、樹幹を四方に伸ばし、うっ蒼と茂っている姿は正に神々しいの一言に尽きる。

 秋には、葉は鮮やかな黄金色になり葉の先端に実をつける。これは全国的にも珍しく、遠方から訪れた人々を案内すると、「葉の先に実がなるの?」とうなずきイチョウの巨木を見上げている。

 武隈神社は、南北朝の動乱の頃暦応元年(1338年)、北畠親房卿が天下泰平を祈願し、義良親王(後村上天皇)を奉ったものと言い伝えられている。ohatuki.jpg

 このイチョウの巨木は、樹高約32㍍、目通り4.7㍍、樹齢は推定300年で、県緑の文化財第213号に登録されている。また、神社の象徴として村民から親しまれ枝の付根から乳根が垂れさがり、母乳の神として崇められている。

 妊婦の方が参拝すると乳の出が良くなり、乳児も健やかに育つと伝えられている。
【2008/12/16 10:18 】 | 大里| comment(0)| trackback()
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